アスティ(アスティ・スプマンテ)
モスカート・ビアンコから造るピエモンテのDOCG
アスティ(アスティ・スプマンテ)は、ピエモンテのアスティDOCGのスパークリングワインで、97%以上のモスカート・ビアンコから造られます。1主なタイプはマルティノッティ方式により耐圧タンクで造られます。規則は甘辛度をパ・ドゼからドルチェまで認め、別枠でメトド・クラッシコのタイプも定めています。1
ブドウと産地
アスティは97%以上のモスカート・ビアンコ(ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン)から造られ、最大3%までピエモンテに適したその他の芳香性白品種を使えます。1この原産地呼称についてはアスティDOCGで説明しています。
造り方
標準的なアスティ、すなわちアスティ・スプマンテは、マルティノッティ方式とも呼ばれるアウトクラーヴェ方式で造られます。ワインは密閉した耐圧タンクの中で発泡します。工程は瓶内での期間を含めて最低1か月です。1工程についてはアスティ方式を、一般的な技術についてはシャルマ方式をご覧ください。
規則はアスティ・スプマンテ・メトド・クラッシコというタイプも定めており、瓶内発酵と最低9か月の澱との熟成が必要です。1これはトラディショナル方式です。
アルコールと甘辛度
規則は2つのアルコールの下限を定めています。総アルコール11.50% vol以上、実(生成)アルコール6.00% vol以上です。1総アルコールは、実アルコールに、残っている糖からまだ得られるアルコールを加えたものです。したがって2つの下限の差は、発酵していないブドウの糖が残る余地にあたります。
甘辛度は「da pas dosé a dolce」、つまりパ・ドゼから甘口までの範囲で認められています。1法定の糖度区分については甘口のスパークリングワインと糖度表示をご覧ください。
アスティとモスカート・ダスティ
同じDOCGはモスカート・ダスティも対象としています。圧力とアルコールがより低い、甘口の弱発泡ワインです。1
関連項目
出典
事実確認日 2026-10-19