開けたボトルの保存

気密ストッパー · ティースプーンの俗説

開けたシャンパーニュを保存するには、気密ストッパーで栓をし直します。1,2シャンパーニュ委員会は、瓶の口にティースプーンを差しても、ワインの泡が抜けるのは防げないとしています。2

開けたボトルの泡が抜ける理由

コルクを抜くと、ワインは通常の気圧で保持できる量よりはるかに多くのCO2を含んだ状態になります。あるレビュー(プレプリント)は、抜栓直後の過飽和比を約4としています。3過剰なガスは開いた瓶の口から出ていきます。その速さはグラスで見るとよくわかります。ある研究では、フルートに注いだシャンパーニュの溶存CO2は、注いだ直後の7.4 g/Lから15分後には約3 g/Lに下がりました。4気密ストッパーはこの出口をふさぐので、ガスは再びワインの上に溜まります。背景についてはCO2と圧力をご覧ください。

シャンパーニュ委員会が指定しているのは、どんな栓でもよいのではなく、気密性のあるストッパーまたはキャップです。1,2

ティースプーン

開けた瓶の口にティースプーンを差すと泡が保てる、という言い伝えが広く知られています。シャンパーニュ委員会は、それではワインの泡が抜けるのを防げないとしています。2このページのために調べた範囲では、この方法を検証した対照研究は見つかりませんでした。

どのくらい持つか

開けたボトルが何日持つかについて、公式の数値は見つかりませんでした。現時点で文書化されている唯一の助言は、気密ストッパーで密閉しておくことです。1

関連項目

出典

  1. Comité Champagne (champagne.education). Factsheet: Champagne Service (EN) (2024)
  2. Comité Champagne (champagne.education). Store and serve Champagne (web page)
  3. Mathijssen A.J.T.M., Lisicki M., Prakash V.N., Mossige E.J.L. Culinary fluid mechanics and other currents in food science. arXiv:2201.12128v2 (review) (2022-10-14)
  4. PLOS. Liger-Belair G., Bourget M., Pron H., Polidori G., Cilindre C. Monitoring gaseous CO2 and ethanol above champagne glasses: flute versus coupe, and the role of temperature. PLoS ONE 7(2): e30628. DOI 10.1371/journal.pone.0030628 (2012-02)

事実確認日 2026-10-19